アパレル業界ノウハウ

国内で発生する繊維廃棄物の量

知っていますか?国内で発生する繊維廃棄物の量

国内では、年間約170万トンの繊維廃棄物が発生していると言われます。この中には、繊維製造現場や縫製・アパレルの現場から出る裁断屑、残糸、捨て耳、不良品、整理加工などから発生する廃棄物などが含まれています。これらは、全廃棄物の約2%を占める量です。

また、生産工場や倉庫内で生産後に発覚した色のミス、注文の変更、余剰になった生地を保管しているところも少なくないでしょう。驚くべきは、使用済みの古着よりも新品の布や衣類のほうが、数十倍も多く無駄になっているという事実です。

国内で発生する繊維廃棄物の量

そもそもアパレル製品の製造には、非常に大きなエネルギーを要します。原材料を製造する途上国から販売する先進国への輸送コスト、それに伴うCO2の排出も軽視できるものではありません。

アパレル業界の環境問題への取り組み

環境問題への取り組みは、アパレル業界全体における重要な課題です。

紡績・織布工場では見込み数量の生産をしたのちに廃番・返品などにより生じた在庫はデッドストックとなる。そして、本来ゴミではないアパレルが大量に捨てられてしまう。

この現状が環境や労働への負担になっていることも問題です。年間約8000万トンもの繊維製品が処分・焼却されることで、地球温暖化を助長していることも見逃せません。

そこで、日本アパレル・ファッション産業協会が動き出します。

日本百貨店協会と統一ハンガー・統一オリコンの普及を目指して、3R(ゴミの発生抑制・再使用・再資源化)の活動に協力することを決めたのです。

また、ラッピングの簡易化や段ボール・ハンガーの再利用、廃棄商品のリサイクル、省エネ型の店舗作りなども徐々に始まっています。

アパレル業界の環境問題への取り組み

環境汚染につながる繊維廃棄物の量を見直すことは、環境負荷を下げるのに直結すると同時に、コストの削減やCO2の削減にもつながっていくのです。在庫処分のテキスタイルを捨てるのではなく特価で買取・販売できるSMASELL(スマセル)は、その一助になるサービスと言えます。

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